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三角点と水準点
このページのまとめ
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三角点は平面位置の基準。
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水準点は高さの基準。
地図作成や測量の基準
地図作成や各種測量の基準となるのが、基準点とよばれるものです。ここでは基準点の中でも登山やハイキングと関係が深い、三角点と水準点について簡単に解説します。
これらは国の財産なので、大切に扱いましょう。
三角点
三角点とは、三角測量により平面位置を求めた基準点です。三角点には標石と呼ばれる石柱が埋め込まれ、その位置を示します。
三角点は重要度や性質から一等から四等までの4種類があり、全国に約10万近くあります。山頂付近に設置されていることが多いですが、必ずしも頂上にあるとは限りません。ハイキングや登山で三角点を探すのも、ちょっとした楽しみになります。
水準点
高さの基準となるのが水準点です。全国の主要道路に沿って設置されており、あまり高い場所には置かれていません。全国に約2万6000ほど設置されています。
ちなみに、日本の高さの基準(水準原点と呼びます)は、永田町の国会前庭北地区内にあります。原点の高さは24.4140mで、これは東京湾の平均海面から割り出したものです。
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